若くして合格!技術士受験指導

経営工学部門 F.S. さん

部門: 経営工学部門
専門分野: 生産マネジメント
筆記回数: 5回
口頭回数: 2回

(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。

(F.S.)専門性を身につけ、コンサルが行える程の実力を付けたかったことです。また、会社、業界の枠だけでなく、技術全体の広い中で高いレベルでの人付き合いをしたかったためです。

(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を教えてください。

(F.S.)資格所持は別として、ビジネスキャリア検定(生産管理プランニング1級/生産管理オペレーション1級)、QC検定1級、中小企業診断士があると思います。

(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?

(F.S.)受験前より、統計的品質管理は理解していたのですが、大学は電子通信工学科卒業のため、IEや生産管理の知識がありませんでした。そのため、経営工学の概要を知ることから始めました。

(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?

(F.S.)1人で実施しました。仲間とはお互いを励ます程度です。

(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?

(F.S.)土・日に自宅、図書館で行いました。同僚には、技術士試験の勉強をしていることを話していなかったため、通常の付き合いはしていました。

(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。

(F.S.)経営工学関係の書籍がある図書館で、自分が理解しやすい本を見つけました。経営工学は範囲が広いので、キーワードを自分なりに整理しました。また、IE協会のセミナーに参加し、情報を収集しました。

(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?

(F.S.)有料の削指導を受けました。自分自身では気付かない指摘が多くあり、効果は大きかったと思います。特に、文章構成や全体のバランスが良くなりました。

(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?

(F.S.)我慢するしかないと思います。文献調査を日々おこなうことが習慣になると、合格発表前の時期以外は毎回気になくなります。試験後に勉強をしなくなるというリバウンドに気を使うようにしたいと思います。

(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?

(F.S.)会社の休みが8月第1週に組まれているため、試験1週間前は技術士試験に集中することができました。その期間は、演習を1日に1論文程度とし、今まで学習した専門用語の確認を中心としました。

(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。

(F.S.)電車が遅れる場合も考慮し、最寄駅に試験開始90分前には到着するようにしました。

(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?

(F.S.)ひと仕事やり終え、ほっとした気分でした。合格の自信は半々でした。試験で会った知人と少し会話し、帰宅しました。

(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?

(F.S.)本講座の講師ができるようになったことです。また、試験勉強で鍛えられたためか、報告書がスピードや質の両面で向上したこと、プレゼンで資料に頼りすぎることがなくなったことが挙げられます。むしろ、1次試験合格後の方が、技術士会で人脈の基盤を作れたことの方が大きいかもしれません。

(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?

(F.S.)技術士をもっと世の中に知ってもらうよう活動したいと思います。

(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ

(F.S.)技術士試験は幅広い知識を身につけるだけでなく、様々な技術・手法を駆使して付加価値を付けることができる能力が試されます。中途半端な学習では合格ができません。
特に、マネジメントを扱う経営工学は表現力も重要で、管理職になる前の30代で合格するためには実務経験をカバーするための工夫が必要となります。失敗してもあきらめず、何度でもチャレンジして下さい。


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