部門: | 経営工学 |
専門分野: | 生産マネジメント |
筆記回数: | 1回 |
口頭回数: | 1回 |
(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。
(銀ちゃん)技術士は、「科学技術に関する高等の専門的応用能力を駆使してコンサルティングができる人」を認定する資格だと考えます。 私の場合は、既にコンサルタントとして活動していましたが、何の資格も持たず活動している「無免許運転」の状態だっため、それを恥ずかしく思い、自分の能力を客観的に見える化するために受験を決めました。
(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を教えてください。
(銀ちゃん正直、特にこれと言ってありませんが、経営工学部門のような範囲の広い分野では、様々な知識が要求されるため、どんな資格でも役にたつと思います。
(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?
(銀ちゃん)過去問を可能な限り集め、出題された単語を抽出し、必要な技術の整理を行いました。
(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?
(銀ちゃん)私の場合は完全に独学でした。
(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?
(銀ちゃん)毎日の勉強時間を確保することにつとめました。具体的には朝早起きして、出社前に喫茶店で毎朝勉強しました。メリハリさえつけられれば、仕事・家庭・勉強のバランスを取ることは十分可能だと思います。
(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。
(銀ちゃん)知識の整理では、大学の教科書で使うような経営工学関係の書籍を辞書替わりに活用しました。その他、論文の書き方のテクニック本を複数読みました。
(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?
(銀ちゃん)添削指導などは特に受けていません。日々の業務を通じて、技術をまとめて資料作成することを心掛けました。一次試験から最終合格までの約二年間これを続け、最終的にはスライド100枚以上の技術まとめを作成しました。どのような形であれ、技術ノートのようなものを作成することは必須だと考えます。
(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?
(銀ちゃん)モチベーションを維持することは大変ですので、勉強を習慣化することに注力しました
(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?
(銀ちゃん)二次試験直前の数日間は、択一式問題対策の為に、一次試験で使った問題集と、過去問を重点実施しました。結果としてこの対策は成功だったと思います。
(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。
(銀ちゃん)5時に起き、早朝に出発し、一番乗りで会場に到着するつもりで、試験場に向かいました
(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?
(銀ちゃん)マッサージ店に寄って、腱鞘炎寸前の腕をほぐしてもらいながら、爆睡していました。
(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?
(銀ちゃん)基本、何も変わりません(笑) ごくまれに、名刺の肩書きに対し、反応していただける方がいらっしゃるくらいです。 しかし「無免許運転」の後ろめたさが解消され、社内・社外に対するフットワークが軽くなった気がします。
(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?
(銀ちゃん)まずは、技術を高め、「若いのにすごいね」と言われる技術士になりたいと思います。 さらに、人脈を広げ、いずれは独立して、自分の事務所を開きたいと考えています。
(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ
(銀ちゃん)技術士試験は、単なる「詰め込み学習」だけでは合格が難しいのが特徴です。 裏を返せば、ポイントさえおさえれば、途方に暮れるような学習量をこなさなくとも合格は可能だと思います。どうせ努力するなら、ムダにならないよう効率的に努力をしましょう。そのためのお手伝いは、全力でさせていただきます。