若くして合格!技術士受験指導

建設部門 Jeep さん

部門: 建設部門
専門分野: 道路
筆記回数: 1回
口頭回数: 1回

(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。

(Jeep)同じ部署の先輩が次々と毎年のように合格し、次は自分の番・・・という逃げ場の無い崖っぷちに立たされた。また、合格した先輩から「ある意味人生観が変わるぞ」という責任感・達成感・充実感等についての話を聞き、自分の今までの技術者人生の成果・区切りとして受験した。

(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を参考に教えてください。

(Jeep)自分は事前に取得した資格は特にないが、関係ある資格としてはRCCMという協会認定資格がある。

(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?

(Jeep)地元有資格者の有志で構成する勉強会に参加した。その中で、「文章を書くテクニック」を一から勉強した。内容的にも、スピード的にも。

(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?

(Jeep)地元有資格者の有志で構成する勉強会に参加した。(受験者数は10名くらいで講師陣もほぼ同数)

(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?

(Jeep)毎日22時頃までは仕事。その後24時までは、会社で関連図書でキーワード勉強
自宅で、2時頃までキーワード整理。 会社も家族も協力的だった。毎週土曜日は勉強会で筆記。必要に応じて日曜日は図書館や会社の会議室で勉強

(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。

(Jeep)書籍は、業界専門月刊誌や建設白書主体。その他は上記の勉強会での指導

(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?

(Jeep)勉強会での会場での直接指導が主体。 3月末〜7月末までの毎週土曜日に筆記練習。受験申請書の内容で、受験科目が左右されるという趣旨で、申請書記載前から指導が開始される(経験論文が書けるテーマを専門科目とする)。毎回、勉強会で課題がでる。(筆記量としては毎週20〜30枚程) 筆記した物は全て提出し、添削を受ける。勉強会の実績としては、合格率は70〜80%と高いレベルだった。模擬面接も数回あった。それとは別に、勤務会社主催の論文添削を受けた。

(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?

(Jeep)
モチベーションの持続が重要だ。 勉強のペースをつかむまでは試行錯誤もあった。「今、自分の置かれた環境が合格への唯一無二の道だ」という気持ちの維持。

(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?

(Jeep)当時は経験論文も時間内に記述する試験内容だったので、直前は経験論文をひたすら記憶し、繰り返し書き込んだ。

(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。

(Jeep)当日は、飲み物・弁当を持参した。(事前に会場の下見もした)

(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?

(Jeep)自分の持てる力は全て出し切った感があった。今年ダメなら自分には無理な資格であり、素直に諦めようと思った。 指導講師向けに再現答案を提出する必要があり、記憶があるうちに再現答案を記述した。

(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?

(Jeep)会社内での処遇が変わった(管理職に昇進)。客先の対応が変わり、同時に責任感も生じた。会社内において、自分へ吹く風の変化を感じた。

(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?

(Jeep)後進の指導が自分に課せられた使命だと思う。大げさに言えば、「これまでに受けた恩を後輩に返す」

(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ

(Jeep)資格は、目的ではなく手段の1つに過ぎません。合格してからが本番です。 技術者としてスタートに立てたに過ぎません。仕事が出来る人=資格を持っている人・・ではありません。自分の進んできた道をどう拓くかは、これからの貴方次第です。


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