応用理学/建設部門 JIBAN さん
部門: | 応用理学部門 |
専門分野: | 地質 |
筆記回数: | 1回 |
口頭回数: | 1回 |
部門: | 建設部門 |
専門分野: | 土質および基礎 |
筆記回数: | 1回 |
口頭回数: | 1回 |
部門: | 総合監理部門 |
専門分野: | 応用理学 |
筆記回数: | 1回 |
口頭回数: | 1回 |
(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。
(JIBAN)新入社員の段階で、尊敬する先輩社員から、『さっさと資格を取らないと、技術屋として認めない』と脅された??つまり、尊敬する人に技術屋と認めてもらいたかった。
(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を参考に教えてください。
(JIBAN)当時は制度がなかったが、各機関によるCPDの登録制度は、積極的に活用すると、役立つと思います。
(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?
(JIBAN)過去の問題を8年分ほど収集し、自分なりにカテゴリー分けする。たとえば
@経験を活かせる問題
Aテキストで調べられそうな問題
Bはじめから捨てる問題
など。
(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?
(JIBAN)当時は若く、周辺の先輩社員もそういう意識はあまりない人が多かった。したがって、一人で勉強した。
(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?
(JIBAN)早朝と土日で時間を作った。出張して、現場の人と酒を飲んでも、朝は勉強した。同僚は受験勉強していることすら知らなかったと思う(そういう意識レベルでなかった)。家族は大変理解があった。
(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。
(JIBAN)地盤工学会、土木学会、応用地質学会などの学会誌と、そこが発行するテキスト。たとえば『トンネルの地質調査と岩盤計測(土木学会)』。
(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?
(JIBAN)5月から添削を受けた。指摘が適切だったので、一度で書きっぷりが変わったのを実感できた。
(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?
(JIBAN)過去問題を頭に入れておく。そうすると、ある業務を自分が担当したとき、あるいは同僚が担当しているとき、そこに答えがあると気づくことが良くある。あとは、意識的に時間を作る。時間を決めてマスを埋める練習も重要。
(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?
(JIBAN)自分なりに作成した予想問題の回答を、徹底的に暗記した。その結果、予想が当たった設問や、組み合わせで導ける解答は、短時間で作成できた。
(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。
(JIBAN)未練がましく、ノートを読んでいた。しかし、それが役立つ問題が出てうれしかった。
(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?
(JIBAN)すべてを出し切った満足感があった。口答試験に備え、設問を思い出してメモを作成した。
(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?
(JIBAN)技術者が少ない職場に転勤となったが、あまり躊躇することなく、提案書をどんどん書けるようになった。提案者に(技術士)と入れることで、責任感も強くなった。
(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?
(JIBAN)もうシニアになりかけているが、まだまだ発展途上。今は、仕事に役立てるべく、ファイナンスの猛勉強中です。
(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ
(JIBAN)技術士はライセンスと思って、早めに取りましょう。そこで初めて、本当の仕事をできるようになると、私は思います。そのためには、高い意識レベルを維持し、系統的に受験準備しましょう。