部門: | 機械部門 |
専門分野: | 情報・精密機器 |
筆記回数: | 2回 |
口頭回数: | 1回 |
(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。
(MEKA)自分の技術力不足を痛感し、 今後機械技術者としてどうすべきかを真剣に考え始めたことからです。そんな中、機械技術者として国内最高の国家資格として"技術士(機械部門)資格"というものがあることを知り、挑戦してみようと思いました。また、自分の現在の実力を客観的に把握することができ、その勉強をすることで自分の技術力が向上すればいいのではないかと考えました。
(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を参考に教えてください。
(MEKA)特にありません。
(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?
(MEKA)どのような試験かを知るために過去問題を調べました。また技術士関係のHPを調べたり、技術士になってからの特典や、実際に活躍されている方の情報を集めました。
(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?
(MEKA)勉強は一人で行いましたが、ネットの掲示板を見たり、通信教育を利用しました。
(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?
(MEKA)休日に図書館で勉強することが多かったです。家族には理解してもらい、協力してもらいました。
(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。
(MEKA)
<書籍>
●新機械工学便覧(改訂版) 新機械工学便覧編集委員会編 【理工学社】
●図解 機械用語辞典 工業教育研究会編 【日刊工業新聞社】
●機械実用便覧 日本機械学会編 【丸善株式会社】
●現代用語の基礎知識 【自由国民社】
●機械工学入門シリーズ【理工学社】(機械力学、材料力学、機械設計、機械工作など)
●図解でわかるシリーズ【日本実業出版社】(センサー、モーター、新素材、電気回路など)
●おはなしシリーズ 【日本規格協会】(ベアリング、歯車、ファジィ、品質工学、鋼、強さ、硬さなど)
●BLUE BACKSシリーズ【講談社】(機械の再発見、機械のしくみ、電気のしくみ、モーターのABCなど)
●新聞・技術専門誌(日経ものづくり、月刊機械設計、日本機械学会誌、精密工学会誌)
<サイト>
●機械技術者のためのチャレンジ技術士
(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?
(MEKA)技術士補に登録して、指導技術士に添削指導していただきました。また半年程度の通信教育も受講しました。筆記試験直前の模擬試験を一度受験しました。どれも非常に有意義でためになりました。
(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?
(MEKA)ネットの掲示板を見たり、通信教育を利用してモチベーションを保つようにしました。また技術士になってから何をやるかをイメージして、それを実現させるためになんとしても技術士になろうと考えました。
(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?
(MEKA)今まで自分がまとめてきた資料を繰り返し復習しました。
(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。
(MEKA)昼飯と飲み物を確保して、早めに試験会場に着くようにしました。
(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?
(MEKA)1回目の受験時は合格は無理だと感じました。2度目はかなり手ごたえがあったので、再現論文、模範論文を作成して、口頭試験対策を始めました。
(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?
(MEKA)会社以外の技術者仲間が増えていい刺激になっているのと、雑誌への投稿や書籍の発刊をすることができました。また技術士ネットワークサイト:『Net−P.E.Jp』を立ち上げて、活動するようになりました。
(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?
(MEKA)技術士間の異業種交流や自己研鑽を継続的に行って、"自分らしく生きる"ことすなわち"自己実現"をしていくなかで、結果的に社会に貢献することができればと考えています。
(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ
(MEKA)技術士は合格するまでも大変ですが、技術士になってから何をするかが重要です。自ら積極的に動かない限り何も変わりません。技術士同士が互いに補い、刺激しあって活躍していきたいですね。