若くして合格!技術士受験指導

金属部門 M-YUZE さん

部門: 金属部門
専門分野: 機能性材料、粉末冶金、熱処理
筆記回数: 6回
口頭回数: 3回

(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。

(M-YUZE)入社当時から会社でお世話になっていた公設試験研究機関の技術士に会ったのがきっかけです。金属の分野には素人だった私にも分かりやすくご指導頂き、不具合事象もすぐに解決するプロの姿を見て、私も技術士になろうと決意しました。

(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を参考に教えてください。

(M-YUZE)私は取得していませんが、技術士は現場を知っていることが重要と思いますので、私が関連する資格として技能士や防錆管理士などがあり、現場力を鍛える上では役立つと思います。

(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?

(M-YUZE)社会人になってからの業務経歴を一つ一つ丁寧に振り返って書き出し、自分が専門と言える技術は何かを整理しました。

(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?

(M-YUZE)最初は一人で実施しましたが、途中で一度セミナーに参加し、その後は技術士会を通じて知り合った技術士補と積極的に交流して勉強の励みにしました。ただ、受験勉強は一人でしていました。

(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?

(M-YUZE)私は研究開発職だったので、技術士の勉強は業務そのものでした。計画書や報告書も技術士を意識して作成していました。知識習得や具体的な試験対策は、電車の通勤時間と主に土曜日にまとめて勉強していました。

(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。

(M-YUZE)最初に民間の通信講座を受講し、その後は技術士会の会合になるべく参加していました。その時に知り合った技術士の方々にはアドバイスを頂きました。

(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?

(M-YUZE)民間の技術士講座で何度か添削指導を受けました。客観的に指摘されることは非常に重要で論文力が一気に上がったように思います。その後も指導技術士や他の方々にも積極的に見てもらいました。

(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?

(M-YUZE)体力、メリハリ、集中力が重要と思います。土曜日は技術士会に参加して多くの人と出会うのを気分転換にしていましたし、日曜はスポーツクラブで運動をするようにしていました。

(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?

(M-YUZE)1ヶ月前までは何でも論文としてまとめる作業をしていましたが、直前は手が痛かったので落ち着いて読書や今まで書き上げた解答論文を復唱していました。

(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。

(M-YUZE)早め早めの行動で、落ち着いて受験会場に着くこと。昼食も持参して、ゆとりある行動を。

(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?

(M-YUZE)やっと終わったという開放感と充実感で満たされましたが、当時は口頭試験でも筆記内容を問われるということがあったので、早々に帰宅して解答を記録し、ビールを飲みました。

(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?

(M-YUZE)特に環境が変わったということはありませんが、自分自身の意識の持ち方が変わったのと金属の仲間がたくさん増えました。仕事上で関わっていない方々からも助けられることがあり、業務でも大いに役立っています。技術士資格の大きなメリットと思います。

(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?

(M-YUZE)もっと技術士を目指すエンジニアが増えるような活動に携わりたいと思っています。それが相互の技術力アップになり、その結果、技術士資格の知名度向上にもつながればうれしいです。

(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ

(M-YUZE)心がけさえあれば誰でも技術士になれます。まずは皆さんが技術士になろうとする確固たる目的とご自身の将来像を考えてみることをお勧めします。技術士は名称独占資格であり、その気になれば業務独占資格よりもプロとして活躍できる場がいろいろなところに広がっています。また、技術士試験は1年にわたる長丁場を乗り越えなければなりませんが、その取組む姿勢がこれからのエンジニア人生を益々充実したものとしてくれると思います。ぜひ、自分が理想とする技術士になって下さい。一緒に頑張りましょう。


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