部門: | 森林部門・総合技術管理部門・建設部門(河川砂防) |
専門分野: | 森林土木(治山・林道) |
筆記回数: | 2回 |
口頭回数: | 2回 |
(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。
(フォレスター)都道府県の職員として、森林土木事業に従事した経験から、自分の技術力を確認する意味で挑戦してみようと思いました。
(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を教えてください。
(フォレスター)林業改良指導普及員試験。都道府県職員が受験する資格ですが、専門分野に関する基本事項が多く出題されるので、知識を確認する上で大変役に立ったと思います。
(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?
(フォレスター)過去問を入手し、出題傾向など分析から始めました。また、論文試験(H24)であったことから、朝日新聞の「天声人語」を書き写す勉強を始めました。
(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?
(フォレスター)周囲に受験者がいなかったため、一人で勉強しました。
(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?
(フォレスター)自宅で夜中(22:00〜24:00)の時間を確保し、勉強しました。フリーな時間帯でしたので、概ね家族の理解は得ることができました。
(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。
(フォレスター)書籍は主に白書(専門分野:森林・林業白書を2〜3年分)中心に勉強しました。また、資格に関する情報源として、Sukiyaki塾を利用しました。
(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?
(フォレスター)添削指導等は受けていません。すべて独学で勉強しました。
(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?
(フォレスター)技術士取得に向けた勉強を習慣化できるよう、特に初期の期間は無理をしてでも勉強に費やす時間を確保するよう心がけました。
(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?
(フォレスター)白書を読み返し、キーワードとなる言葉や数値について、再確認する作業を行いました。
(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。
(フォレスター)特にありませんが、論文作成する手順や時間配分(構想を練る時間など)について、再確認しました。
(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?
(フォレスター)書きやすいテーマが出題されたため、共通、選択ともに30分以上早く終了することができ、「簡単だった」という印象でした。ただ、論文試験ということから、合格ラインに達したかどうかを自主的に判断することができないため、これで不合格であれば今後も合格するのは難しい・・・という一抹の不安もありました。
(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?
(フォレスター)積極的に自己研鑽(各種講習会への参加や資格取得など)を行うようになりました。また、地域の技術士会に参加することで、他部門の技術士取得者との交流も深まり、人脈を広げることができました。
(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?
(フォレスター)他部門(特に建設部門)の技術士資格を取得し、技術者としての幅を広げたいと思っています。
(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ
(フォレスター)技術士試験は、論文を中心とした筆記試験と、専門に関する口答試験で構成される難易度の高い試験です。この難関試験をパスするのは容易ではありませんが、技術者としてスタートするためには避けては通れない試験であると思います。筆記試験の論文作成などでテクニックが必要な部分を学び、技術者としての仲間入りを果たすことを心待ちにしています。