若くして合格!技術士受験指導

建設部門 たま106 さん

部門: 建設部門
専門分野: 建設環境
筆記回数: 1回
口頭回数: 1回

(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。

(たま106)技術者として技術士資格保有が当然という雰囲気の会社に転職した年に、私の専門である建設環境分野が新たに設けられたので、翌年必然的に挑戦しました。

(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を教えてください。

(たま106)環境計量士(濃度、騒音・振動)、公害防止管理者(水質、騒音、振動)

(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?

(たま106)経験業務を整理して願書に記載するとともに、昨年度受験合格した職員から提供を受けた論文を参考にしつつ、経験問題のテーマを選定して文章作成に取りかかりました。

(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?

(たま106)受験年度に私と同じ部門を受験する人がいなかったので、一人で行った。

(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?

(たま106)願書提出直後の4月から、自宅にて原稿用紙に論文の記述文章を、毎夜に20分から2時間程度加筆・修正しました。週末は4時間程度です。ワープロ、パソコンによる文章作成は絶対行ないませんでした。 通勤時には、電車内や歩行時に、用紙を見ながら数行ずつの暗記に努めました。 8月の帰省時、車中で暗記している文章を発した言葉を妻に聞いてもらって、暗記の程度をチェックした。

(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。

(たま106)会社から、業界団体が企画する合格者体験談を聴講させて頂きました。経験論文を除く問題では「報告書、教科書の作成ではない」など記述すべき方向性と、「余白行数の合格ライン許容実績値」などを聴き、試験時には、時間が無くともなんとか許容値まで記述に努めれば望みがあることを心の糧としました。受験する部門に関連する財団法人などが発行する冊子を参考にしました。

(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?

(たま106)添削指導は受けませんでした。 なお、昨年度受験合格した職員から提供を受けた論文は、表や公式などの転記が大変参考になりました。

(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?

(たま106)B4の用紙にマス目をプリント作成し、毎日加筆・修正を繰り替えした。プリントしていない裏面も利用し、記述した枚数は200枚を軽く超えていると思います。 期間後半において、記述は、毎回、問題文の一行目から記述し、手が自動的に文章を書くまでに記述を繰り返した。毎日論文の考え方をまとめ、一行でも覚えるように、日課となるよう心掛けた。 ドラフト文章の原稿用紙に更新の日付を書いた。 記述済の用紙が増えるのを小さな楽しみにした。不思議と毎日行っていると他の文章も忘れないものと実感した。 歩行時に女性とすれ違ったシーンなどと難しい表現などとを関連づけて覚え込み、記述のここの部分の展開ではあのときの女性を思い浮かべ、文章が出るようにした。 当時のB5両面解答用紙1枚800字を20分で記述できるよう、記述速度の迅速性をめざしました。

(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?

(たま106)毎日文章を加筆・修正していた。 試験前日は、勤務を休んで朝の9時から全ての科目の再確認のための記述を行おうとしたが、建設一般のみの記述を始めたら、気になる部分の修正ばかりに終始してしまいました。

(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。

(たま106)試験中トイレに立たないよう飲料を制御しました。

(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?

(たま106)試験会場を出たところで受け取った受験対策講座資料に「(「〜と思う。」などと記述せず)考えを"断定"した表現とする」旨の記載があったので、「〜と思う。」の"連発"を帰路の車中で反省し落ち込んでいました。

(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?

(たま106)何となく発言した自分の言葉ひとつで事業が変更されたことを体験して、責任をもって業務にあたるよう心掛けました。

(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?

(たま106)他の分野の技術や考えを、私の専門とする技術に組み入れて新たなモデルの創出に努めたいです。

(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ

(たま106)何事にも好奇心を持って根拠ある資源を入手し、自分の考えとの比較検証し自身の向上に心掛けて下さい。そのノウハウを国内のみならず海外に飛躍して技術を還元し、日本を含めた次世代を活性化して欲しいです。


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