若くして合格!技術士受験指導

機械部門 とろぱぱ さん

部門: 機械部門
専門分野: 交通・物流機械及び建設機械
筆記回数: 1回
口頭回数: 1回

(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。

(とろぱぱ)入社2年目に、競合他社が技術士の取得を奨励している事を、競合他社の企業案内パンフレットで読みました。その時に、技術士が技術者として国に認められる最高峰の証であることを知りました。
その時に感じた思いをずっと抱き続けながら、技術者として公に認められることで、社内でも認められる人材になりたいという一心で受験しました。

(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を教えてください。

(とろぱぱ)関連学会の認定資格です。計測自動制御学会や、自動車技術会等が認定資格制度を運営しており、いくつか持っております。

(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?

(とろぱぱ)技術士制度を理解し、自分の仕事や生活にどのように影響するかということから取りかかりました。やはり、自分の生活にも影響を与えることなので、この点をしっかりイメージしたことがモチベーション維持につながったと思います。

(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?

(とろぱぱ)知人の先輩技術士から指導を受けました。

(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?

(とろぱぱ)月に一度直接会って2時間程指導を受けるのと、メールベースでの論文添削で月に数回やりとりしていました。

(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。

(とろぱぱ)書籍は以下3冊を使いました。唯一参加した勉強会については割愛します。
・技術士第二次試験の論理的攻略法(青山芳之著 オーム社)
・技術士第二次試験「機械部門」完全対策&キーワード100 第2版(Net-P.E.Jp編著 日刊工業新聞社)
・技術士受験を応援する第二次試験合格法 口頭試験編 (鳥居直也 編著 トリフォリオ)

(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?

(とろぱぱ)先輩技術士の添削指導を受けました。論文の書き方で何度も凹み、辛い気持ちで自分と正面から向き合うことで、合格する論文の書き方を自分なりにマスターしました。

(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?

(とろぱぱ)合格した後の自分の活躍や仕事での収入向上等、自分にとってプラスになるイメージを描き続けた事です。もちろん、非現実的なイメージは出来ませんが…。

(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?

(とろぱぱ)最後まで論文を書いていました。講師からA判定の可能性が大きいと判断された論文を何度も書き直して、自分に自信を持つことを意識しました。睡眠は、夜半前に寝ました。スポーツの類は行わず、体調を万全にすることを考えました。

(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。

(とろぱぱ)油モノは食べない。カフェイン入りの飲み物は飲まない。昼休み早めにロキソニンを飲んで、午後の試験に備えて利き腕・効き肩をマッサージしながら痛みを和らげておく。

(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?

(とろぱぱ)「人事を尽くして天命を待つ」という気持ちでした。利き腕(右腕)と肩がものすごく痛くなり、試験当日の晩は使い物にならなくなっていました。

(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?

(とろぱぱ)残念ながら、働いている会社の制度上、給料が急に増えたり、昇格したり、特別一時金が出たり…ということは全くありません。自覚が芽生えたことと、心の中に自信を持ったことだけです。ただ、将来的に万が一の転職や失業、定年退職後の仕事につながる保険になっていることで、働く事に対する不安が少し和らいでいます。

(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?

(とろぱぱ)技術士が単なる自己研鑽としか見られていない技術分野(輸送機器分野、等)において、企業内の要職に技術士が優先的に登用される法律や企業の人事制度が実現するように尽力したいです。また、大学の教員資格に技術士を追加することを広めるための活動にも尽力したいです。

(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ

(とろぱぱ)技術士が業務上必要である方はもちろん、技術士が単なる自己研鑽としか見られていない企業に所属されている方も、決してあきらめないで下さい! 名ばかりの成果主義や、短期利益や株主配当を重視した中期経営計画や業務戦略に流されず、信念を持って確固たる技術で公益に尽くすことを第一に実行出来る技術者こそ、この激動の世の中を堂々と生きていける有能な人材になれると私は信じています。
一発合格を目指している方も、何度もチャレンジされている方も、真の技術者としての"免許証"を取得するために一緒に頑張りましょう!


若くして合格!技術士受験指導