部門: | 農業部門 |
専門分野: | 農地保全・防災 |
筆記回数: | 6回 |
口頭回数: | 1回 |
(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。
(ヤマヤマ)仕事柄、資格がないと会社に在籍できませんというほど、厳しくはありませんが、技術士がないとなかなか認められません。
(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を教えてください。
(ヤマヤマ)建設コンサルタンツ協会のRCCM。※レベルはかなり違うが、書くという面で役に立った。
(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?
(ヤマヤマ)6回受けていますが、はじめはいやいや、会社命令で受験した。
何回か落ちると、会社で肩身が狭くなってくる。
5回目のときには、技術士補になっていたので、日本技術士会に入会して先輩の話を聞いた。(それまで、誰にどのように聞いてよいかわからなかった)。
6回目は、ここではないが、お金を払って添削指導を受講した。
(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?
(ヤマヤマ)仲間ではなく、添削指導を受講した。
(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?
(ヤマヤマ)朝早く起きて勉強をした。また、添削提出に期日があったので、それに合わせる形で、論文作成をした。
(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。
(ヤマヤマ)添削指導の会社のテキスト。農林水産省や関係する団体のホームページなど。
(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?
(ヤマヤマ)上述のとおり。合格できたので、役に立った。合格後、そこで添削指導をしていた。
(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?
(ヤマヤマ)合格する、したいと強く思うこと。合格したらどうしたいかをイメージする。自分の場合は、今思うと陳腐なイメージであったが、それでもちょっとした目標となる。
(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?
(ヤマヤマ)おおむね、傾向がわかっていたので、添削してもらったものの読み返しと、食糧農業農村白書の熟読。
(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。
(ヤマヤマ)早く起きたこと、アメを持って行ったこと(今は良いかどうか?)。
(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?
(ヤマヤマ)自分の中では、書けたという自信はあった。口答試験に備えて、書いたものの再現と口答試験の概要の下調べ。
(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?
(ヤマヤマ)合格した時に、日本技術士会中部支部の会合に出席した際に、あいさつの言葉で「合格したから、何かが変わるわけではありません。技術士になったら、さらに自分で考えて、動かなければ変わるものではない」ということが、強く印象にあります。故に、いろいろと技術士会の活動などに参加し、いろいろな方にお会いすることができた。今回の添削も、技術士会で知り合った方からのご紹介であり、ありがたいと思っています。
(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?
(ヤマヤマ)前述のとおり、止まることなく、前進をしていきたい。
(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ
(ヤマヤマ)技術士の試験も大変だけども、合格してからも大変。ただし、技術士という資格に満足すれば、さぼるのも簡単。今は、CPDもあり、日々おろそかにすることはできないようになっています。学生の頃、社会人はいいなーあと思っていませんでしたか。そして、今、社会人になって、学生はいいなーあと思いませんか 社会人はなんて大変だと感じていませんか。たとえは、少し違うかもしれませんが、技術士になったからと言って、日々の生活は大きく変わりませんが、自分で考える範囲が少しづつ広がっていく楽しさがあると思います。自分の知らないことを知ることができる楽しみ、そんなことがあってもいいのではありませんか。