若くして合格!技術士受験指導

建設部門 よう123 さん

部門: 建設部門
専門分野: 河川、砂防および海岸・海洋
筆記回数: 1回
口頭回数: 1回

(事務局)まず、技術士試験に挑戦しようとした動機・きっかけを教えてください。

(よう123さん)技術士は社内ではもちろんのこと、顧客からも非常に高い評価を受けています。これは、これまで技術士として活躍された方々が非常に高い技術レベルで社会に貢献されてきたためと考えています。そのようなプロフェッショナルとして認識されている技術士に私もなりたいと思い、挑戦することとしました。

(事務局)技術士試験に関連性があり、役立ったと思う資格を教えてください。

(よう123さん)土木学会認定土木技術者資格です。この資格には経験年数に応じて、いくつかの段階があります。具体的には、2級土木技術者、1級土木技術者、上級土木技術者、特別上級土木技術者の4段階があります。このうち、私が受験した2級土木技術者は学術的な知識を再確認するのに役立ち、上級土木技術者の経験シート(立場、経歴の目的、課題、課題に対する工夫、成果、評価・反省、今後の展開)は技術士の経歴に書く際も、筆記試験で求められている応用能力を示すための論理的思考を整理するのに役立ちました。また、上級土木技術者の口頭試問は技術士における口頭試験の質疑応答に役立ちました。

(事務局)技術士試験に挑戦することを決意してから、最初に何から取り掛かりましたか?

(よう123さん)過去問をざっとながめ、どのような知識が必要か、自分に足りない部分はどこかを探り、その後、社内にいる技術士を複数部門有している人に、受験する上での心構え、どのような素材を使い勉強したのか、どれぐらい勉強時間として費やしたかについてヒアリングを実施しました。

(事務局)受験勉強は一人で実施しましたか?それとも仲間をみつけて協力し合いましたか?

(よう123さん)基本的には一人ですることが多かったですが、論文の添削については、社内の技術士の方に見て頂き、意見を頂きました。また、論文の添削は複数の方にして頂くことで、様々な視点を取り入れるように心がけました。

(事務局)勉強時間・場所はどのように確保しましたか?同僚・家族は協力的でしたか?

(よう123さん)択一式であれば、会社への行き帰りの電車の中で、過去問の解説付きの問題を何度も実施しました。筆記試験については、材料集めはもちろんのこと、本番に近い時間配分で何度か書いてみて、時間配分などについて頭に入れました。筆記試験は会社が協力的であったため、会議室を借りて実施していました。

(事務局)書籍・サイト・セミナーなど、勉強に利用した情報源を教えてください。

(よう123さん)択一式は過去問の解説付きの問題集を、参考にしたサイトは「技術士受験を応援するページ SUKIYA KI塾」と「ガチンコ技術士学園」から多少お金を払ってでも情報を入手していました。セミナーは土木学会が主催しているものがありましたが、参加していません。

(事務局)筆記回答や論文の添削指導(有料無料問わず)を受けましたか?また、その効果はどのようなものでしたか?

(よう123さん)社内の既技術士の方に添削して頂きました。複数の方に見て頂き、いろいろな意見、視点をもらい、特に自分にしっくりくる考え方や論理展開を参考にしました。逆に一人の人だけだとあまり有効ではないかもしれません。

(事務局)技術士試験は受験申し込みから口頭試験まで長い期間を要しますが、勉強を継続するために努力したことはありますか?

(よう123さん)特に努力をしたということはありません。受験申込の時には、すでになぜ受けるのか、受かった後、どのようなキャリアにつながるのか、ある程度、明確になっていましたので、無理に努力したという感覚はありません。

(事務局)筆記試験の直前はどのように過ごしましたか?

(よう123さん)これまで集めた材料の見直し、択一問題の再度確認、論文の骨子作成と書き出すタイミングの時間配分など、主には見直し・再確認を主にしていました。

(事務局)筆記試験日当日に特別に実施したことがあれば教えてください。

(よう123さん)特にないですが、水分補給をこまめにとること、昼ご飯は消化に時間がかかるようなタンパク質は避け、食べた後は、天気がよければ、なるべく散歩するようにしていました。

(事務局)筆記試験終了後、どのような気持ちでしたか?また、どのように過ごしましたか?

(よう123さん)天命を待つのみ。択一の解答案を掲示板として立てているサイトがあったので、これは気になってみていました。

(事務局)技術士になって何か変わったことはありましたか?

(よう123さん)特に社内外からの期待感が高まったように感じました。特に若くして合格すると、すごいね〜と言われたりするので、それがいい意味でのプレッシャーになっていました。より自己研鑽に励む動機にもなりました。

(事務局)今後、技術士としてどのようになりたいですか?

(よう123さん)自分のコアとなる分野はなるべく深めていくと同時に、それを1つではなく、複数持つような技術者になりたいと思います。1つのことは詳しいがそれ以外は全くわかりませんという人には魅力を感じないです。

(事務局)これから技術士になる方へメッセージをどうぞ

(よう123さん)技術士はスタート地点です。それを取得した先にはまだまだ広い世界が広がっていることがわかると思います。そこで、終わりにするか、さらなる高みを目指すかは自分次第ですが、是非一緒に高い山を目指しましょう!


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