技術士試験 合格後の世界

晴れて技術士試験に合格し、登録が完了しましたら次のSTEPにすすみましょう。

技術士名称を表示する

技術士登録が完了すると技術士の名称を使用することができます(技術士法第57条)。名刺、メールの署名、HPなどに胸を張って表示してください。あなたは、努力によってその権利を勝ち取ったのです。そして、技術士として能力を如何なく発揮してください。さらに合格するまであなたを支援してくださった方々に感謝しつつ、今度はあなたが指導者となり、新たな技術士を生み出す支援をしてください。ぜひ指導講師募集をご参照ください。

近くの技術士勉強会に参加し、貢献する

技術士資格が取得すると各種の技術士勉強会に参加することができます。ハイレベルの各分野の技術者が集まる勉強会が各地で実施されてい ます。各地の勉強会は試しに参加できるものが多いですので、まずは連絡してみてください(連絡先は日本技術士会、地域技術士会HPを参考)。たいていは歓迎されることと思います。ご自身に合う勉強会が見つかりましたら、ご自身の専門知識を会に提供 し、貢献しましょう。技術解説、勉強会HP運営、最近の事件・事故の紹介などの貢献は、歓迎されるはずです。この貢献により、さらに新たな経験をつ むことができるのです。

さらなる資格に挑戦する

1.APECエンジニア
いくつかの部門ではAPECエンジニアに登録することができます。一部の技術士勉強会で は、海外技術士や若手エンジニア協会との交流をはかっております。双方の文化紹介や技術論文発表を行って、国際交流することができます。そのような場で APECエンジニアであることは一目置かれることは間違いないでしょう。

(参考)世界各国の技術者資格制度の概要 ※すこし情報が古いですが、参考に掲載します。

2.PMP
大規模な仕事はプロジェクト体制で進めることが多いかと思います。このプロジェクトマネジメントを体系化し、その体系的知識を身につけていることを 証明する資格がPMPです。技術者のキャリアステップとして、注目されています。

PMI日本支部

3.MOT(Management of Technology)
MOT(技術経営)は、技術系のMBAと言われています。技術を経営的観点から管理し、イノベーションを創出し、新たな技術分野を開拓することを目的としています。

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